アクティビティの作成

アクティビティは、以下のエンドポイントを使用して既存のクレームから作成する必要があります。

  • POST claim/v1/claims/{claimId}/activities

アクティビティパターン

アクティビティはアクティビティパターンから作成されます。アクティビティパターンは、アクティビティ内のフィールド(説明、件名、優先度など)に対するデフォルト値のセットです。すべてのアクティビティパターンには、contact_insuredlegal_review などのコードがあります。

システム API を利用してアクティビティを作成するとき、唯一の必須フィールドが activityPattern です。このフィールドでアクティビティパターンのコードを指定する必要があります。一般にアクティビティパターンには必要なデフォルト値がすべて含まれているため、多くの場合、呼び出し元アプリケーションで指定する必要のある唯一のフィールドはアクティビティパターンとなります。

以下を使用して、アクティビティパターンのリストを取得できます。

  • GET /claim/v1/claims/{claimId}/activity-patterns

以下のフィールドの値を任意に指定できます。それぞれの値によりアクティビティパターンの発生値がオーバーライドされます。

フィールド データ型 説明 デフォルト
description String アクティビティの説明 一般的にアクティビティパターンの発生値
dueDate datetime アクティビティの完了予定日 一般にアクティビティパターンの値に基づいて算出
escalationDate datetime 未完了の場合にアクティビティがエスカレートされる日付 一般にアクティビティパターンの値に基づいて算出
externallyOwned Boolean アクティビティを外部グループまたは外部ユーザーにアサインするかどうか 一般的にアクティビティパターンの発生値
importance Typekey(ImportanceLevel アクティビティの重要度(ユーザーのカレンダーに反映) 一般的にアクティビティパターンの発生値
mandatory Boolean アクティビティを完了する必要がある(true)かスキップできる(false)か 一般的にアクティビティパターンの発生値
priority Typekey(Priority アクティビティの優先度 一般的にアクティビティパターンの発生値
recurring Boolean アクティビティを繰り返すかどうか。true の場合、アクティビティの完了によって新しいアクティビティを作成。 一般的にアクティビティパターンの発生値
subject String アクティビティの件名 一般的にアクティビティパターンの発生値

アクティビティの作成の例

クレーム cc:102 に対する contact_insured アクティビティ作成の例を以下に示します。このアクティビティは、デフォルトで contact_insured アクティビティパターンのすべての値になります。

POST /claim/v1/claims/cc:102/activities

{
  "data": {
    "attributes": {
      "activityPattern": "contact_insured"
    }
  }
}

クレーム cc:102 に対する legal_review アクティビティ作成の例を以下に示します。この場合は、2 つのアクティビティパターンの値がオーバーライドされます。アクティビティは mandatory(スキップ不可)、priority は urgent です。

POST /claim/v1/claims/cc:102/activities

{
  "data": {
    "attributes": {
      "activityPattern": "legal_review",
      "mandatory": true,
      "priority": {
        "code": "urgent"
      }
    }
  }
}