Cloud API の API のリスト

Cloud API for ClaimCenter は、以下の API で構成されています。

API 名 説明 パス
Admin ユーザーやグループなどの管理オブジェクト用の API /admin/v1
API List 使用可能な API をリストするための API /apis
Async 非同期に処理された呼び出しに対する応答を取得するための API /async/v1
Claim クレームおよびクレーム固有オブジェクトの API /claim/v1
Common アクティビティや備考・経緯などの一般的な InsuranceSuite プラットフォームオブジェクトの API /common/v1
Composite コンポジット要求のための API /composite/v1
システムツール バッチ処理およびデータベース整合性チェックの API /systemtools/v1
Test Util

開発中におけるテスト用の API

(有効化されている場合のみ使用可能)

/test-util/v1
注: /apis エンドポイントは、ClaimCenter のすべての REST API を返します。これには、/system/v0/database/system/v0/maintenance など、Cloud API の一部ではない API もいくつか含まれています。前に示した表には、Cloud API の一部である API のみをリストしています。それらの API のみが、要求包含や認証などの Cloud API 機能にアクセスできます。

Cloud API for ContactManager は、以下の API で構成されています。

API 名 説明 パス
Admin ユーザーやグループなどの管理オブジェクト用の API /admin/v1
API List 使用可能な API をリストするための API /apis
Async 非同期に処理された呼び出しに対する応答を取得するための API /async/v1
Common アクティビティや備考・経緯などの一般的な InsuranceSuite プラットフォームオブジェクトの API /common/v1
Contact 連絡先のための API /contact/v1
注: /apis エンドポイントは、ContactManager のすべての REST API を返します。これには、/system/v0/database/system/v0/maintenance など、Cloud API の一部ではない API もいくつか含まれています。前に示した表には、Cloud API の一部である API のみをリストしています。それらの API のみが、要求包含や認証などの Cloud API 機能にアクセスできます。

API パスを使用すると、API に関するメタデータを表示できます。これは、次のセクションで詳しく説明します。

メジャーリリースとマイナーリリース

次のセクションでは、マイナーリリースとは何かについて定義します。マイナーリリースでは、「互換性の低下を招く変更」があると想定されていません。「互換性の低下を招く変更」の定義に該当する変更と該当しない変更の種類については、「Schema Backwards Compatibility Contract(スキーマの下位互換性の契約)」に記載しています。この契約のコピーにアクセスするには、Guidewire の担当者にお問い合わせください。

バージョン番号

Cloud API のすべてのバージョンに、バージョン番号があります。例えば、ある年の 1 月、4 月、7 月、および 10 月で 4 つの Cloud API リリースがあるとします。各リリースには、以下のバージョン番号が付与される場合があります。

  • 1 月:1.0.0
  • 4 月:1.1.0
  • 7 月:1.2.0
  • 10 月:2.0.0

マイナーリリースとメジャーリリース

将来のリリースでは、Cloud API 機能の変更が予想されます。これらの変更を定義および管理するために、Cloud API では、マイナーバージョンとメジャーバージョンを利用しています。

  • マイナーバージョンは、前の Cloud API リリースと同一機能または付加機能を持つバージョンです。
  • メジャーバージョンは、前の Cloud API リリースから変更された機能を持つバージョンです。

特定リリースの Cloud API には複数のバージョンの API が存在する場合があります。その場合、そのいくつかはマイナーバージョンで、いくつかはメジャーバージョンです。

メジャーバージョンには、API エンドポイントパスに「エンドポイントパス番号」が付いています。これは、/v の後の数字です(例えば、/common/v1/activities ではエンドポイントパス番号は 1 です)。Guidewire が「純粋に付加的」ではない変更を API に行った場合、変更された API はメジャーリリースと見なされます。そのエンドポイント番号は、1 つ増加します。

Cloud API のリリースに新しいメジャーリリースが含まれている場合、前のマイナーリリースも含まれています。マイナーリリースが前のリリースと同一である場合も、付加的変更が存在する場合もあります。

例えば、前の例のリリースでは以下のように仮定します。

  • 1 月のリリースの Cloud API では、メジャーバージョンが 1 である。
  • 4 月のリリースの Cloud API は、同一または付加的である。
  • 7 月のリリースの Cloud API は、同一または付加的である。
  • 10 月のリリースの Cloud API には、既存の機能に対する変更が含まれている。

この場合、1 月、4 月、および 7 月のリリースにはすべて、単一バージョンの API が含まれ、エンドポイントには /v1 が含まれます。10 月のリリースには、/v1 の API セットと新しい /v2 の API セットが含まれます。これを以下の表に要約します。

リリース月 バージョン番号 前のリリースと比べたこのリリースの機能 このリリースのメジャーバージョン
1 月 1.​0.​0 同一または付加的 /common/v1
4 月 1.​0.​1 同一または付加的 /common/v1
7 月 1.​0.​2 同一または付加的 /common/v1
10 月 2.​0.​0 既存の機能に対する変更あり

/common/v1(7 月のリリースに同一または付加的)および

/common/v2(変更された機能を含む)