追加のエクスポージャーのエンドポイント

事故受付プロセス中に、クレームはドラフトと未了という 2 つの状態を通過します。

• ドラフトクレームは、ClaimCenter データベースに保存されているものの、そのクレームを査定プロセスに進めるための十分な情報がまだ揃っていない状態のクレームです。ドラフトクレームがユーザーにアサインされることはありません。
• 未了クレームは、ClaimCenter データベースに保存されていて、査定プロセスに進めるための十分な情報も揃っている状態のクレームです。未了クレームになると、担当者にアサインされます。

ドラフトエクスポージャーは、ドラフトクレーム上のエクスポージャーです。クレームがドラフト状態の間は、DELETE /claims/{claimId}/exposures/{exposureId} エンドポイントを使用して、クレーム上に作成された任意のエクスポージャーを削除できます。

ドラフトクレームに対して POST /claims/{claimId}/submit を実行すると、クレームが格上げされ、すべてのエクスポージャーがオープン（未了）ステータスになります。クレームが送信されると、それ以降はエクスポージャーを削除できなくなります。

クレーム検証と同様に、POST /claim/{claimId}/exposures/{exposureId}/validate エンドポイントは特定のエクスポージャーが到達したすべての検証レベルを返します。これを使用して、エクスポージャーが特定の検証レベルに進むために満たす必要がある条件を判別することもできます。

エクスポージャーの検証レベルの確認は、次のような状況で役立ちます。

• 担当者のアサインのための十分な情報がエクスポージャーに含まれているかどうかを確認する場合。/validate エンドポイントを使用して、エクスポージャーが「新規クレーム登録完了」レベルに達しているかどうかを判別できます。エクスポージャーが「新規クレーム登録完了」レベルより下にある場合、「新規クレーム登録完了」に達するために必要な条件をペイロードで特定します。
• エクスポージャーに対する支払を実行したい場合。/validate エンドポイントを使用して、エクスポージャーが「支払可能」レベル、ならびに「支払可能」より前のすべてのレベルに達しているかどうかを判別できます。エクスポージャーが「支払可能」レベルより下にある場合、「支払可能」に達するために必要な条件をペイロードで特定します。
• ClaimCenter の自分のインスタンスにカスタム検証レベルがある場合。/validate エンドポイントを使用して、エクスポージャーがそのライフサイクルで到達したすべてのレベル（これらのカスタムレベルを含む）を確認できます。

システム API を通した検証の詳細については、クレームの検証を参照してください。

エクスポージャーのライフサイクルの間に、通常、エクスポージャーのステータスはドラフトからオープン（未了）、そしてクローズへと移行します。エクスポージャーのクローズによって、そのエクスポージャーからこれ以上の支払は行われないことが示されます。

ベースコンフィギュレーションでは、エクスポージャーの支払備金明細から最終支払が行われると、ClaimCenter が自動的にそのエクスポージャーをクローズします。（最終支払とは、支払の種類が「一部」ではなく「最終」である支払です。）

エクスポージャーは、システム API を通して任意の時点でクローズすることもできます。一般に、エクスポージャーがクローズした後は、そのエクスポージャーから支払を行うことはできなくなります。ただし、このルールには例外があります。詳細については、『アプリケーションガイド』を参照してください。

エクスポージャーをクローズするには、POST /claim/{claimId}/exposures/{exposureId}/close エンドポイントを使用します。