ドラフトクレームの PATCH
ドラフトクレームまたは未了クレームを PATCH するには、PATCH /claim/v1/claims/{claimId} エンドポイントを使用できます。送信に必要なすべての情報を入手する前にドラフトクレームを作成したい場合や、後ほど追加情報を使用してクレームを更新する必要がある場合、ドラフトクレームの PATCH が適していることがあります。(単一の POST を使用してドラフトクレームを作成することもできます。詳細については、通常のドラフトクレームの POSTを参照してください。)
チュートリアル:個人用自動車のドラフトクレームの PATCH
このチュートリアルの前提事項は、前もって以下の必須チュートリアルを完了していることです。
- チュートリアル:Postman 環境のセットアップ
- チュートリアル:Test Util API を使用して保険契約を作成する方法
- チュートリアル:個人用自動車向け最小限ドラフトクレームの POST
- 作成されたクレームの ID は、このチュートリアルではこれ以降 TutorialClaimID と呼びます。
このチュートリアルでは、個人用自動車保険契約のドラフトクレームを PATCH します。
ci-test環境を使用して、ClaimCenter を起動します。- Postman で、[Launchpad]タブの右側の[+]をクリックして、新しい要求を開始します。
- [権限]タブで、ユーザー名 su とパスワード gw を使用して、[Basic Auth]を選択します。
- 次の呼び出しを入力しますが、[送信]はまだクリックしません。
- PATCH
http://localhost:8080/cc/rest/claim/v1/claims/{TutorialClaimID}
- PATCH
- 要求ペイロードを指定します。
- タブの先頭行([パラメータ]で始まる行)で、[本文]をクリックします。
- ラジオボタンの行で[raw]を選択します。
- ラジオボタンの行の末尾で、ドロップダウンリストの値を[テキスト]から[JSON]に変更します。
- ラジオボタンの下のテキストフィールドに以下を貼り付けます。(事故日を調整して、テスト保険契約の始期日と終期日に適合するようにする必要があります。)
{ "data" : { "attributes": { "howReported": { "code": "internet" } } } }
- [送信]をクリックします。
作業の確認
- ClaimCenter でドラフトクレームを確認します。
- 応答ペイロード内の新しいドラフトクレームのクレーム番号をメモします。(8 行目近辺で先頭が「999-99」のような番号です。)
- ClaimCenter に
aapplegateとしてログオンします。 - [クレーム]タブをクリックし、[Claim #]メニュー項目にクレーム番号を入力して、Enter キーを押します。
ClaimCenter にドラフトのクレームが表示されます。クレームには最小限の情報しか含まれていないので、ClaimCenter は[新規クレームウィザード]の[基本情報]ステップに移動します。[報告方法]フィールドは「インターネット」に設定する必要があります。
ベースコンフィギュレーションでは、クレームがドラフト状態の間は、[新規クレームウィザード]にクレーム番号は表示されません。