回収金の作成
Cloud API から回収金を作成する場合、ルートリソースが回収金である POST エンドポイントはありません。回収金は、回収金セットのコンテキストで作成されます。
回収金セットを作成する場合は、recoveriesToWrite を指定する必要があります。少なくとも、以下のアイテムで構成する必要があります。
- 資金の源泉を指定する
reserveLine。これを特定するには、以下を指定する必要があります。costCategory(CostCategoryタイプリストからの値)costType(CostTypeタイプリストからの値)- 回収金カテゴリ(
RecoveryCategoryタイプリストからの値) - 親エクスポージャーの id
reservingCurrency
- 1 つ以上の
lineItemsトランザクションの配列。それぞれで以下を指定する必要があります。- 金額と通貨を含む
transactionAmount - 通貨(
currencyタイプリストからの値)
- 金額と通貨を含む
回収金から回収準備金を参照し、そのトランザクション額を予想回収準備金の合計として使う場合は、回収準備金から以下の情報を複製する必要があります。
costCategory(CostCategoryタイプリストからの値)costType(CostTypeタイプリストからの値)- 回収金カテゴリ(
RecoveryCategoryタイプリストからの値) - 親エクスポージャーの id
reservingCurrency
lineItem オブジェクト内の通貨も同じにする必要があります。
Note: トランザクション額が参照回収準備金を超える回収金を作成すると、ClaimCenter で追加の回収準備金を作成し、差額を補填します。
回収金の作成の例
以下のペイロードは回収金の作成例であり、前の回収準備金の例を参照しています。
reserveLineにより、単一エクスポージャーの源泉資金を相殺します。- エクスポージャーの ID は cc:SB1 です。
- コストタイプは
claimcostです。 - コストカテゴリは車体(
body)です。
- 回収金カテゴリはスクラップです。
- 支払備金通貨は米ドル(USD)です。
transactionAmountは 3000.00 に相当します。
Note: トランザクションは、回収準備金内の予想 5000 ドル(USD)のうちの 3000 ドル(USD)を占めます。元の回収準備金の合計が 2000 ドルの差に減額されます。
POST /claim/v1/claims/
{
"data": {
"attributes": {
"recoveriesToWrite": [
{
"reserveLine": {
"costCategory": {
"code": "body"
},
"costType": {
"code": "claimCost"
},
"exposure": {
"id": " cc:SB1"
},
"recoveryCategory": {
"code": "salvage"
},
"reservingCurrency": {
"code": "usd"
}
},
"lineItems": [
{
"transactionAmount": {
"amount": "3000.00",
"currency": "usd"
}
}
],
"currency": {
"code": "usd"
}
}
]
}
}
}