POST のパフォーマンスの向上
呼び出し元のアプリケーションが Cloud API エンドポイントへの呼び出しを初めて実行する際、通常よりも処理に時間がかかることがあります。Guidewire サーバーが、以下のような初回呼び出しのタスクを実行する必要がある可能性があるためです。これらのタスクは初回以後のタスクで再び実行する必要はありません。
- Java クラスと Gosu クラスの読み込み
- コンフィギュレーションファイルの解析と読み込み(初回参照では読み込みに時間がかかる)
- データベースやその他のソースからローカルキャッシュへのデータの読み込み
- データベース接続の初期化
呼び出し元のアプリケーションでエンドポイントの「ウォームアップ」を行うと、実務での呼び出しでこうした長時間処理の発生を防止できます。このためには、ダミーの「ウォームアップ要求」を送信して、これらの初回タスクをトリガします。このウォームアップ要求は、それ以降の要求で迅速な実行に役立ちます。それには、GW-DoNotCommit ヘッダーを含む POST を使用する方法が最適です。POST が初回エンドポイントタスクをトリガし、要求で行われたデータ変更が破棄されてコミットされていないことがヘッダーで識別されます。
詳細については、エンドポイントのウォームアップを参照してください。