マインドマップの使用方法および提供条件の備考・経緯

保険商品の属性が派生、非表示、使用不可能、またはユーザー入力のどれであるかをデフォルトで指定します。条件付例外を指定して、特定の状況における使用や提供条件を変更することもできます。

XMind の概念化フェーズで、属性の使用方法および提供条件のプロパティを識別し、マインドマップの備考・経緯にこれらのプロパティを記述することができます。使用方法プロパティは任意の属性に適用できます。提供条件プロパティは句およびドロップダウンリスト項目に適用されます。

注: マインドマップで、使用方法および提供条件のプロパティは情報提供のみを目的としています。Advanced Product Designer Appへのインポート時には破棄されます。

これらのプロパティを識別しやすくするため、備考・経緯の上部に使用方法と提供条件という文字を追加した後に、説明を追加します。

視覚化された保険商品で使用方法または提供条件のプロパティを実装する場合、この備考・経緯を参照してください。

次のマインドマップでは、建物補償がある保険商品種目をモデル化しています。建物補償の提供条件は補償の種類ドロップダウンリスト属性によって制御されます。

建物補償の提供条件は建物に関する備考・経緯に記述されます。
Usage and Availability
This coverage is governed by the selection made on the property risk object called Cover Type. 

If Cover Type is Buildings, then Building Coverage is required. 
If Cover Type is Contents, then Building Coverage is unavailable. 
If Cover Type is Buildings & Contents, then Building Coverage is optional.

マインドマップから使用方法および提供条件の備考・経緯を抽出する

マインドマップから使用方法および提供条件の備考・経緯を HTML 形式で抽出できます。これらの備考・経緯は、APD アプリ保険商品に使用方法および提供条件を追加する際のガイドとして使用できます。

手順

  1. XMind で、 [ファイル] > [エクスポート]を選択します。
  2. [Document] > [HTML File]を選択して、[Next] をクリックします。
  3. HTML ファイルの生成ダイアログで、[Overview Picture][Separate Overview Pictures] を選択します。
  4. [All] の下の [Notes] を選択します。[To file] にファイル名を入力して、[Finish] をクリックします。
    XMind によって HTML ファイルが生成されて、デフォルトのブラウザに表示されます。