APD アプリ保険商品でリスクオブジェクトを分割する

APD アプリ保険商品で、複数の料率期間に分割可能なリスクオブジェクトを定義できます。リスクオブジェクトの一つまたは複数のフィールドが分割可能なら、リスクオブジェクトも分割できます。

リスクオブジェクトの料率期間による分割

このタスクについて

保険商品の定義で、リスクオブジェクトを料率期間による分割として定義します。

手順

  1. APD アプリ保険商品で、クリックしてリスクオブジェクトを表示します。
  2. [要素] > [属性]で、分割する属性を選択し、 > [詳細の表示]を選択します。
  3. 要素の詳細]で、[料率期間による分割]を選択します。
  4. このフィールドが数値、小数、または金額の場合、フィールドが拡張可能であれば、[拡張可能]を選択します。

保険取引でのリスクオブジェクトの分割

このタスクについて

PolicyCenter 保険取引で、リスクオブジェクトを分割し、分割フィールドの値を個別に変更できます。リスクオブジェクトは任意の数に分割できます。分割数や分割日は、個々のリスクオブジェクトごとに異なることがあります。
注:

分割]ボタンはリスクオブジェクトタブにあるため、分割できるのは保険商品種目の子リスクオブジェクトのみです。保険商品種目自体は分割できません。

手順

  1. 分割可能なリスクオブジェクトを持つ保険商品種目の保険取引で、[リスク詳細]に進み、リスクオブジェクトタブを選択します。
  2. 分割可能なリスクオブジェクトを追加します。
    分割可能なリスクオブジェクトでは、[有効日]と[失効日]がリストビューおよび、その上部の[分割]に表示されます。
  3. これらから、一つまたは複数のリスクオブジェクトを選択し、[分割]ボタンを有効にします。
  4. 分割]をクリックします。
    リスクの分割]ポップアップが表示されます。
  5. リスクを分割する[日付]を選択し、[分割]をクリックします。
    日付が保険契約の範囲を外れている場合、または該当日に分割が存在する場合は、エラーが表示されます。

    分割が完了したら、リスクオブジェクトの 2 つのバージョンが作成されます。クリックすると、どちらのバージョンも表示できますが、2 番目のバージョンでは分割可能なフィールドのみ編集できます。

    最初はどちらのバージョンにも、分割日に基づき按分される拡張可能なフィールドを除き、同じデータが含まれています。両方のバージョンで別々に、分割可能なフィールドを編集できます。分割不可能なフィールドは、最初のバージョンでのみ編集可能です。保存すると、最初のバージョンに行った変更が 2 番目のバージョンに伝播します。

    削除]または[分割]できるのは、リスクオブジェクトの最初のバージョンのみです。リスクオブジェクトを削除すると、すべてのバージョンが削除されます。単一バージョンのみ削除する方法はありません。リスクオブジェクトに対する分割を取り消す方法はありません。
    注:

    リスクオブジェクトポップアップを使用すると、フィールド以外の句、エクスポージャーおよび子の補償範囲など、保険商品の他の要素をエディットできます。ベース実装では、これらの要素はリスクオブジェクトのどちらのバージョンでも個別に編集可能です。