マインドマップのリスクオブジェクト

リスクオブジェクトには、保険契約の補償対象となるリスクに関する情報が記録されます。リスクオブジェクトは自動車や建物などの有形のオブジェクトにすることができます。特殊な種類のリスクオブジェクトの場合、所在地にすることもできます。また、リスクオブジェクトは管轄区域や保険契約種目などの無形のオブジェクトにすることができます。リスクオブジェクトに補償を関連付けることも、関連付けないこともできます。

マインドマップでは、リスクオブジェクトマーカー Guidewire リスクオブジェクトマーカーを追加して、リスクオブジェクトを作成します。補償、免責事項、および条件(存在する場合)をリスクオブジェクトに付加するには、句のカテゴリを使用します。

視覚化された保険商品では、リスクオブジェクトの 1 つ以上のインスタンスを保険契約に追加できます。 例えば、マインドマップに携帯電話リスクオブジェクトがあるとします。保険取引で、1 つ以上の携帯電話を保険契約に追加できます。

リスク属性

マインドマップで、各リスク属性のトピックを作成し、これらのトピックをリスクオブジェクトに付加します。また、これらのトピックを共通のリスク属性のカテゴリトピックの下にまとめることもできます。 例えば、保険契約の属性サブトピックを保険商品種目に追加し、リスク属性のカテゴリ マーカーをトピックに追加します。リスク属性のサブトピックを追加します。属性の種類を示すには、データ型マーカーを使用します。

リスクオブジェクトの最初のテキスト またはドロップダウンリスト 属性は識別子になります。識別子は、リスクオブジェクトのリストの中で、特定のリスクオブジェクトを別のリスクオブジェクトから識別する場合に役立ちます。

リスクオブジェクトの所在地のモデル化

所在地リスクオブジェクトは、所在地である、特殊な種類のリスクオブジェクトです。PolicyCenter では、 所在地リスクオブジェクトには、削除できない所在地フィールドが自動的に含まれます。所在地リスクオブジェクトには、住宅所有者の保険契約における自宅などがあります。

さらに、所在地ではないリスクオブジェクトには、所在地フィールドを関連付けることができます。例えば、車両リスクオブジェクトに、車庫の所在地が関連付けられている場合です。ここで、車庫はリスクオブジェクトではありません。

XMind では、リスクオブジェクトの所在地を次のようにモデル化できます。
  1. リスクオブジェクトは所在地ではありませんが、所在地フィールドを持っています。リスクをリスクオブジェクト リスクオブジェクトマーカーとして定義し、子所在地 所在地マーカーを追加します。例えば、車両の車庫です。
  2. 所在地はリスクオブジェクトです。所在地リスクオブジェクト 所在地リスクオブジェクトマーカーとして定義します。例えば、自宅です。視覚化された保険商品で、所在地フィールドが自動的に作成されます。
  3. 所在地はリスクオブジェクトですが、複数の建物リスクオブジェクト リスクオブジェクトマーカーを持ちます。例えば、母屋、離れ、およびプールハウスがある不動産です。
  4. リスクオブジェクトは所在地であり、複数の所在地フィールドを持っています。リスクオブジェクトを所在地リスクオブジェクト 所在地リスクオブジェクトマーカーとして定義し、さらに所在地フィールドを追加します。例えば、 企業の企業本部およびそのリモートデータセンターです。
次のマインドマップでは、上記のモデル化方法を示します。

建物

マインドマップでは、さまざまな方法で建物をモデル化できます。

自宅の例では、所在地および建物は単一の所在地リスクオブジェクト 所在地リスクオブジェクトマーカーとしてモデル化されています。

不動産の例では、不動産は所在地リスクオブジェクト 所在地リスクオブジェクトマーカーであり、建物の子リスクオブジェクト リスクオブジェクトマーカーを持ちます。