Product Designer と APD における存在ロジック
Product Designer で作成された保険種目を操作する場合、APD では使用可能性と存在に対する処理が異なることに注意してください。
APD では、使用可能性と存在の概念が組み合わされて、[使用可能性]と呼ばれる単一用途のフィールドとなります。補償の場合は、このフィールドを[オプション]、[必須]、[推奨]、または[使用不可能]のいずれかの値に設定します。Product Designer では、補償の存在を[必須]、[推奨]、または[選択可能]として指定できます。Product Designer では存在が必要となります。使用可能性は個別に指定します。
例えば、Product Designer で、補償 A と補償 B の存在と使用可能性を次のように指定します。
- 補償 A が使用可能な場合は、必須にする必要があります。補償 A はオハイオ州でのみ使用できます。
- 補償 B は使用可能な場合に推奨されます。補償 B は、カリフォルニア州とニュージャージー州でのみ使用できます。
存在ロジックを指定するには、いくつかの方法があります。
- Product Designer で存在を設定します。この設定は、APD または存在スクリプト内のコンフィギュレーションよりも優先されます。
- Product Designer で、存在を[必須]、[推奨]、または[選択可能]に設定します。
- APD アプリで存在を設定します。この設定は、存在スクリプト内のコンフィギュレーションよりも優先されます。
- Product Designer で、存在を[<スクリプトで定義>]に設定します。
- APD で、使用可能性を[必須]、[推奨]、または[オプション]に設定します。
- 存在スクリプトのロジックをすべて削除します。
- 存在スクリプトで存在を設定します。この場合、APD では[オプション]が補償のデフォルト設定であるため、既存の Product Designer のロジックが保持されます。
- Product Designer で、存在を[<スクリプトで定義>]に設定します。
- APD で、使用可能性を[オプション]に設定します。
- 存在スクリプトで、存在を[必須]、[推奨]、または[選択可能]に設定します。
- デフォルトの存在設定である[選択可能]を受け入れます。
- Product Designer で、存在を[<スクリプトで定義>]に設定します。
- APD で、使用可能性を[オプション]に設定します。
- 存在スクリプトで、存在を[<なし>]に設定します。
存在設定の優先順位を次の図に示します。
Product Designer APD App Existence Script Default
================ ======= ================ =======
Required
Suggested
Electible
<Defined by Script> -> Required
Suggested
Optional -> Required
Suggested
Electible
<None> -> Electible