Explore でのモデルの操作

モデルは、Explore での検索と視覚化に最適化された使いやすいデータソースです。Data Studio データセットを Explore に取り込んだ後、それらを Explore モデルに変換します。ユーザーは、この Explore モデルを視覚化のデータソースとして使用します。

Data Studioから Explore へのデータの流れ

データセットは、次の図に示すように Data Studio から Explore に流れます。


データは、Data Studio から連携データストア、そして Explore に流れます。Explore では、データは接続を介して流れ、テーブルになり、さらにモデルになった後、最終的に検索結果または Liveboard になります。
  1. 公開済みのデータセットは連携データストアに配置され、接続を使用することで Explore で利用できるようになります。Data Studio からデータセットを公開するたびに、接続を更新して新しいデータセットを含める必要があります。
  2. データセットはテーブルとして Explore に到着します。これは Explore では生データセットと呼ばれます。テーブルを結合すると、テーブルがどのように関連しているかを Explore が把握できるようになります。
  3. 1 つ以上のテーブルからモデルを作成します。モデルは、Explore での検索と視覚化のためにデータを最適化およびキュレーションします。例えば、あるモデルでは、列名をわかりやすくし、不要な列を除外して、数式、フィルタ、およびパラメータを追加できます。モデルは、データソースビューの標準的な概念に似ています。
  4. モデルを他のユーザーと共有すると、他のユーザーが検索や視覚化のデータソースとして使用できるようになります。

ユーザーがモデルを操作する方法

Explore では、テーブルとモデルはどちらもデータソースと見なされます。ユーザーがデータを検索または視覚化する場合は、使用するテーブルまたはモデルを選択します。ただし、テーブルは単なる生データであるため、モデルをお勧めします。モデルにはわかりやすい列名が付いているほか、モデルの作成者によってキュレーションされており、ビジネスユースケースに役立つデータが明確に含まれています。ユーザーが検索結果を作成する場合、複数のデータソースから取得できることに注意してください。

Explore でのテーブルとモデルの構造化

Data Studio のデータは、ファクトデータセットとディメンションデータセットとして構造化することも、単一のデータセットとして構造化することもできます。これは、Explore でのテーブルとモデルの準備方法に影響します。

単一データセット

ビジネスレポートソリューションに必要な情報をすべて含む単一のデータセットを Data Studio で作成できます。単一のデータセットを Explore に取り込む場合、そのデータセットはテーブルとして提供されるので、他のテーブルを結合する必要はありません。その後、その単一のテーブルからモデルを作成できます。


claim_inventory というテーブルは、「クレームインベントリ」というモデルに変換されます。

スタースキーマ(ファクトおよびディメンション)

ファクトテーブルとディメンションテーブルを持つスタースキーマは、より柔軟な構造です。この構造により、最終的なレポートソリューションデータソースを Data Studio ではなく Explore で直接構築できます。例えば、保険データモデルデータセットと Explore 財務インサイトソリューションは、スタースキーマで構造化されています。

Data Studio では、ファクトデータセットとディメンションデータセットを作成し、それらすべてをテーブルとして Explore に取り込みます。Explore で、テーブルを結合すると、テーブルがどのように関連しているかを Explore が把握できるようになります。その後、モデルを作成するときに、データを複製することなく任意のテーブルを使用したり再利用したりできます。


多くのディメンションが結合された policy_premium というファクトテーブルは、中心のファクトに結合されたディメンションを 4 つだけ持つ「保険料」という 1 つのモデルに変換されます。

ファクトテーブルごとにモデルを作成することをお勧めします。通常、ファクトには特定のビジネスユースケースに関するレポート作成に役立つデータが含まれているからです。モデルに含めるディメンションテーブルと列を選択します。ディメンション全体が元々テーブルレベルで結合されていた場合でも、ディメンション全体を除外できます。また、個々の列を除外することもできます。モデルは最終的なキュレーションと考えてください。必要なものを見つけやすくするため、エンドユーザーにとって有用なデータのみを含める必要があります。

スタースキーマのもう 1 つの利点は、組織全体の一貫性です。テーブルレベルで結合を作成する場合、1 回作成するだけで済みます。自分や他のユーザーが作成する Explore モデルはすべてこの結合を継承するため、常に正確です。また、テーブルの列のプロパティを確認し、必要に応じて調整することもできます。この場合も、テーブルから作成されたモデルは列のプロパティを継承します。

ベースコンフィギュレーションコンテンツの操作

Explore for Policy などの Guidewire によって作成されたソリューションコンテンツ は、Explore のベースコンフィギュレーションで使用できます。ソリューションは、Data Studio のソースデータセット、Explore のテーブルとモデル、およびその結果生成される検索結果と Liveboards で構成されます。これには、Guidewire が分析およびレポートのユースケース用に手動で選択したフィールドが含まれますが、以下は含まれません。
  • お客様の InsuranceSuite の拡張フィールドとテーブル
  • お客様のユースケースに固有の、その他の InsuranceSuite ベースコンフィギュレーションフィールドとテーブル
ただし、これらのフィールドは、Data Studio で、レプリケートされたデータテーブルと動的に生成されたデータセット内で使用できます。Explore でこれらのフィールドを使用する場合は、ベースコンフィギュレーションの Explore モデルを拡張できます。完全なチュートリアルについては、チュートリアル:カスタム列を使用した Explore モデルの拡張 を参照してください。

例えば、次の図は、Explore for Policy の財務インサイトソリューションの例を構成する要素を示しています。PolicyCenter からの拡張列は、黄色で強調表示されたデータセットにのみ含まれます。これらの列は PolicyCenter から動的に生成またはレプリケートされるためです。残りは、Guidewire が手動で作成したソリューションに含まれます。



この例のソリューションを拡張するには、以下の手順を実行します。
  1. Data Studio で、efr_ ソリューションデータセットの新しいバージョンを作成します。それらを保険契約保険データモデルのデータセットの列を使用して拡張します。
  2. 新しいバージョンを Explore に公開します。
  3. Explore で新しいテーブルを結合し、各テーブルがどのように関連しているかを Explore が理解できるようにします。
  4. Explore で、拡張テーブルを使用して新しいバージョンのモデルを作成します。