アプリケーションプロセスのメモリ設定の調整

あるプロセスの実行スピードが遅い場合、メモリのパラメータをいくつか調整し、そのプロセスが使用できるメモリを増やすことができます。メモリの割当を追加することにより、プロセスのパフォーマンスを改善することが可能です。次のテーブルに、ClaimCenter のインストールディレクトリにある gradle.properties ファイルで変更可能なパラメータを示します。


プロパティ	説明	可能な値	デフォルト値
`custDistGosuCompileMaxHeapSize`	Gosu コンパイルを実行する JVM の最大ヒープサイズ。	ギガバイト数（`g`）。	`16g`
`custDistGosuCompileMinHeapSize`	Gosu コンパイルを実行する JVM の最小ヒープサイズ。	ギガバイト数（`g`）。	`2g`
`custDistGosudocMaxHeapSize`	Gosudoc の生成を実行する JVM の最大ヒープサイズ。	ギガバイト数（`g`）。	`16g`
`custDistGosudocMinHeapSize`	Gosudoc の生成を実行する JVM の最小ヒープサイズ。	ギガバイト数（`g`）。	`2g`
`custDistJavaCompileMaxHeapSize`	Java コンパイルを実行する JVM の最大ヒープサイズ。	ギガバイト数（`g`）。	`16g`
`custDistJavaCompileMinHeapSize`	Java コンパイルを実行する JVM の最小ヒープサイズ。	ギガバイト数（`g`）。	`4g`
`custDistJavaCompileSchemaSourcesMaxHeapSize`	タスク `genSchemaJar` の XML スキーマ生成ソースのコンパイルを実行する JVM の最大ヒープサイズ。	ギガバイト数（`g`）。	`16g`
`custDistJavaCompileSchemaSourcesMinHeapSize`	タスク `genSchemaJar` の XML スキーマ生成ソースのコンパイルを実行する JVM の最小ヒープサイズ。	ギガバイト数（`g`）。	`4g`
`custDistJavaExecMaxHeapSize`	`genDataDictionary` など、別の JVM で実行されるすべてのタスクの最大ヒープサイズ。	ギガバイト数（`g`）。	`4g`
`custDistStudioMaxHeapSize`	Guidewire Studio で使用できる最大メモリ量。	ギガバイト数（`g`）。	`4g`
`custDistStudioBuildProcessHeapSize`	Guidewire Studio の［設定］ダイアログボックスの［ビルドプロセスのヒープサイズ］設定に対する初期のデフォルト値です。Studio を初めて起動した場合、ClaimCenter ではこのプロパティは無視されます。	メガバイト数。	`6000`
`org.gradle.jvmargs`	`codegen` など、その他のタスクを実行する JVM の最小ヒープサイズと最大ヒープサイズ。	最小値：`-Xms` にギガバイト数（`g`）が続きます。最大値：`-Xmx` にギガバイト数（`g`）が続きます。	`-Xms1g` `-Xmx4g`