ローカル開発でのフリーテキスト検索の外部操作としてのコンフィギュレーション

この手順は、開発環境にローカルに展開されている ClaimCenter にのみ適用可能です。Guidewire Cloud 展開で、このコンフィギュレーションは必要ではありません。

始める前に

ClaimCenter のフリーテキスト検索では、ClaimCenter アプリケーションを実行するサーバーインスタンスとは異なる Guidewire Solr Extension インスタンスを設定する必要があります。

注:

ClaimCenter のベースコンフィギュレーションに事前に設定されているいくつかの項目のうち、ここでは特に 2 つを取り上げます。第 1 に、ClaimCenter では自動的に SOLR_HOME 環境変数を相対パスで設定します。Microsoft Windows のコンテキストでは、アプリケーションが solr.in.cmd パスに変数をコンフィギュレーションします。Linux または Mac のコンテキストでは、アプリケーションが solr.in.sh パスに環境変数をコンフィギュレーションします。SOLR_HOME 環境変数を設定する必要はありません。

第 2 に、ClaimCenter のベースコンフィギュレーションでログが設定されます。フリーテキスト検索をコンフィギュレーションするため、ログ設定を変更する必要はありません。

手順

  1. フリーテキスト検索用の Guidewire Solr Extension インスタンスが配置されているホストに、Guidewire Solr ホームディレクトリとして使用するインストールディレクトリを作成します。例えば次のとおりです。
    • Unix – /opt/gwsolr/cc
    • Windows – C:\opt\gwsolr\cc

    このトピックでは、Guidewire Solr ホームディレクトリ名として /opt/gwsolr/cc を使用します。

  2. ClaimCenter ホストの /solr/cc-gwsolr.zip ファイルを Guidewire Solr Extension ホストに作成されたフォルダに抽出します。
  3. /opt/gwsolr/cc/bin ディレクトリから次のいずれかを実行して、Guidewire Solr Extension を起動します。
    • Guidewire Solr Extension を標準の方法で操作する場合、次のコマンドを実行します。
      • solr start -psolr コマンドで、-p オプションはポート番号を示します。
    • リモートデバッガによって Guidewire Solr Extension にアクセスする場合は、次のコマンドを実行します。
      • solr start -p 8983 -a [Debug Arguments]

    その結果、ポート 8000 を使用してリモートデバッグセッションに接続できます。

  4. ログを調べて、Guidewire Solr Extension Web アプリケーションが正常に起動していることを確認します。/opt/gwsolr/cc/server/logs でログを検索します。solr.log はそのようなログファイルの 1 つです。

    cc-policy-active に関連するログエントリがいくつか見られれば、アプリケーションは正常に起動しています。

  5. ブラウザで次の URL を入力して、Guidewire Solr Extension Web アプリケーションの管理ユーザーインターフェイスを開きます。
    http://hostName:8983/solr
  6. ClaimCenter でフリーテキスト検索を使用して検索可能なエンティティの種類ごとに、その管理ページへのリンクが表示されていることを確認します。

    例えば、[Core Admin]をクリックすると、cc_claimcontact_active コアの情報が表示されます。

次のタスク

上記の手順が完了したら、フリーテキストバッチ読み込みコマンドについてに進みます。