32 ビットアプリケーションと 64 ビットアプリケーションのヒープサイズおよびメモリ

実稼働環境では 64 ビットのオペレーティングシステムと 64 ビットの JVM を使用する必要があります。64 ビット JVM では、同じ数のオブジェクトをホストするためにより多くのメモリを使用することになります。32 ビット JVM には、メモリの拡張性について制限があります。この制限はプラットフォームによって大きく異なります。この拡張性の制限により、32 ビットの JVM は実稼働プラットフォームに適しません。64 ビットの JVM では拡張性が向上します。

注: 32 ビットと 64 ビットという用語は、アドレスの参照に使用するポインタのサイズを表します。

通常、64 ビット JVM には約 80% のヒープサイズのオーバーヘッドがあります。例えば、32 ビット JVM の 1024 MB のヒープサイズは、64 ビット JVM の 1843 MB のヒープと同じ数のオブジェクトをホストすることになります。通常、実稼働環境以外のシステムでは、32 ビット JVM で 1024 MB、64 ビット JVM で 2048 MB のヒープサイズで正常に動作します。

ヒープサイズの詳細、および最適なパフォーマンスを確保するための実稼働アプリケーションの調整については、Guidewire サポートまでお問い合わせください。