環境変数の設定

Java のインストールが完了したら、ClaimCenter がこれらを検出できるように環境変数を設定します。アプリケーションサーバーの環境変数を設定する必要がある場合もあります。

ClaimCenter を実行するユーザー環境でこれらの環境変数を使用できるようにします。次の表は、設定が必要な変数をシステム別に示したものです。

システム

変数

値の例と注意事項

アプリケーションサーバー(すべて)

JAVA_HOME

C:\Program Files\Amazon Corretto\jdk11.​0.​3_7

Java インストーラは JAVA_HOME を自動的に設定しますが、念のため、インストーラが値を正しく設定していることを確認することをお勧めします。

アプリケーションサーバー(Tomcat)

CATALINA_OPTS

Tomcat のメモリ使用量の最小値と最大値を指定します。例えば、CATALINA_OPTS の値を以下のように設定すると、直接 JVM メモリ割り当てが 1024 MB(初期値)および 1024 MB(最大値)に設定され、またバックグラウンド処理メモリに 128 MB が割り当てられます。

  -server -Xms1024M -Xmx1024M

JVM の最大メモリ割り当て(–Xmx 設定)をサーバーで利用できる最大容量に設定します。Guidewire のテスト結果では、-Xms および -Xmx を同じ値に設定したときにガベージコレクションで最高のパフォーマンスが得られました。詳細については、オペレーティングシステムによるヒープサイズの制限を参照してください。

コンフィギュレーションオプションの詳細については、次のコマンドを実行して Java コマンドラインオプションのビルトインへルプを表示してください。

  java –X

開発環境、管理ツール

JAVA_HOME

C:\Program Files\Amazon Corretto\jdk11.​0.​3_7