デプロイ情報の指定

ベアラートークン認証を使用する API 呼び出しを処理するとき、JWT に指定されているテナント、プロジェクト、Planet クラスが、この ClaimCenter インスタンスのテナント、プロジェクト、Planet クラスと一致していることを Cloud API でチェックします。

このチェックは、デプロイ ID を使用して行われます。デプロイ ID は文字列であり、ClaimCenter の特定インスタンスに対して、インスタンスが属するテナント、プロジェクト、および Planet クラスを指定します。デプロイ ID は、GRN(Guidewire Resource Notation)を使用して書式設定されます。

ClaimCenter の特定インスタンスに対してベアラートークン認証を使用する場合、インスタンス起動前にインスタンスのデプロイ ID を指定する必要があります。デプロイ ID が指定されていない場合、ベアラートークン認証を使用するすべての呼び出しに対して、null ポインタ例外が返されます。

デプロイ ID の指定方法の詳細については、Guidewire Cloud Platform ドキュメントセットの 『Cloud Console Guide(クラウドコンソールガイド)』を参照してください。

Planet クラスの lower ワイルドカード

Guidewire Resource Notation のコンテキストでは、Planet クラスにはいくつかの値を指定できます。ただし、Cloud API JWT のコンテキストでは、指定できる値は prod、preprod、および lower の 3 つのみです。prod および preprod のトークン値は、prod および preprod の GRN 値にマッピングされます。lower のトークン値は、その他すべての GRN Planet クラス値にマッピングされます。したがって、以下のようになります。

  • prod の Planet クラスを指定する JWT は、prod の Planet クラスを持つアプリケーションで機能します。
  • preprod の Planet クラスを指定する JWT は、preprod の Planet クラスを持つアプリケーションで機能します。
  • lower の Planet クラスを指定する JWT は、prod と preprod のいずれでもない値の Planet クラスを持つアプリケーションで機能します。