リソースアクセス権の適用元

Cloud API

いくつかの認証フローでは、リソースアクセス権は Cloud API によって適用されます。これらの認証フローでは、呼び出しにはリソースアクセス ID が含まれているか、リソースアクセス ID にマッピングできる情報が含まれています。この ID によって、呼び出し元がリソースでアクセスできる特定インスタンスが決まります。以下の Cloud API 認証フローで前述の内容に対応します。

  • 内部ユーザー
  • 外部ユーザー
  • 内部ユーザーのコンテキスト付きサービス
  • 外部ユーザーのコンテキスト付きサービス
  • サービスアカウントマッピング付きサービス

呼び出し元アプリケーション自体

他の認証フローでは、Cloud API は無制限のリソースアクセス権を提供します。リソースアクセス権が呼び出し元アプリケーション自体によって適用される前提で処理されます。この場合、呼び出しにはリソースアクセス ID は含まれません。呼び出し元は、十分なエンドポイントアクセス権を持っている限り、どの特定リソースへのアクセス権も付与されます。以下の Cloud API 認証フローで前述の内容に対応します。

  • スタンドアロン型サービス

動作の概要

以下の表に、これらの動作についてまとめます。

内部ユーザー 外部ユーザー スタンドアロン型サービス 内部ユーザーのコンテキスト付きサービス 外部ユーザーのコンテキスト付きサービス サービスアカウントマッピング付きサービス
Cloud API によるリソースアクセス権適用の可否 はい はい いいえ(サービスにより適用するものとされます) はい はい はい

すべての考慮事項の概要を 1 つの表で確認する場合、考慮事項の概要を参照してください。